おすすめの地酒

                         
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2004年1月

テーマ「鶴」と「亀」のお酒でおめでたく
1月の厳冬期、お酒の造り手にとっては、しぼりたての発売や大吟醸の仕込みが行われるなど、お正月も関係なく、特にとても忙しい月になりますが、飲み手は1月を楽しく迎えたいものです。
少しめでたく「鶴」「亀」が銘柄に入っているお酒を選びました。
新潟県、静岡県それぞれで、吟醸酒界をリードする蔵です。
1. 新潟 〆張鶴(しめはりつる)吟撰 吟醸
一合 900円
ご存知、新潟屈指の人気蔵です。
皇太子妃雅子様の故郷として改めて注目もされた村上市の酒。
飲み口はさらりとしていますが、ほんのりメロンのような香気、コクもしっかり。
2. 静岡 初亀 本醸造 荒走り 生原酒
一合 700円
「滝上秀三」杜氏を中心に伝統ある蔵。
ほんのり澱が絡み、ジューシーな果実感・凝縮感を喉ごしよく楽しめます。
この蔵の生酒が飲めるのはこの時期だけ特別です。

2004年2月

テーマ「東北地方の新酒」
古くから酒業界には「不作の年に、悪酒なし」という言葉があります。昨年の冷夏により米の収穫に影響があったことは記憶に新しいのではないでしょうか。特に東北地方は「不良」との結果になり、夏から各蔵元は対応に頭を悩ませていました。
「不作の年に、悪酒なし」とは、そんな年は杜氏らが特に例年以上の注意や工夫を払い酒造りにあたるので、悪い酒にはならないという経験からの言葉です。
杜氏はじめ造り手たちの苦心の末の「佳酒」をお楽しみ下さい。
1. 山形 出羽桜 純米吟醸 出羽燦々 無濾過生原酒 800円
「出羽燦々」は山形県で開発された酒米で山形県内のみで栽培されています。
このお酒は春先だけの限定商品です。初々しい香りのよさが特徴。
2. 宮城 日高見 本醸造 初しぼり 生酒 700円
県内米使用。
蔵の中でしか飲むことが出来なかった新鮮さを残し、麹香が湧き、ジューシーな香味がふくよかに広がる出来になっています。

2004年3月

テーマ「春を感じるお酒」
3月となり春を感じるこの頃。
今回おすすめのお酒は、お酒の名前・ラベル自体も「春」らしく、 酒質も「春」らしい初々しいお酒です。
今回は共に「生詰酒」で、 口当りは新鮮さでやわらかく、後口は締まった辛味を感じます。
東:栃木、西:福岡と東西を代表する辛口タイプのお酒をお楽しみ下さい。
1. 栃木 四季桜 特別純米 はなのえん 生詰 700円
しっかりした酸味が後口を締める辛口酒。
味わいは1本芯が通り、五味が拡がり過ぎずバランス良く楽しめる。
2. 宮城 日高見 本醸造 初しぼり 生酒 700円
福岡の酒らしくボリューム溢れたボディ感に、まだ新酒の初々しさ、ほのかな吟香のバランスが取れた酒です。

2004年4月

テーマ「若手蔵元が醸すお酒」
4月は新入社・新入学の季節です。 今回は、日本酒業界においてはまだまだ「新入生」とも言うべきどちらも現在32歳の若手蔵元が醸すお酒のご案内です。
伝統技術の継承・熟練というような側面が強い日本酒業界。
携わる蔵元(経営者)、杜氏・蔵人(技術者)にも多くの経験を積んだ高齢の方が多いのも現状です。
そんな中、新しい感覚を持ち見事に世代交代している蔵ですので、是非若々しい気持ちでお楽しみ下さい。
1. 山形 九郎左衛門 雅山流(がさんりゅう)純米吟醸 しぼりたて 生原酒
一合 800円
きれいで美しい酒を醸すため、製造工程から貯蔵に至るまで細心の注意を払っています。
ピチピチしたライチのような香りと、雑味を全く感じさせないきれいな酒。
2. 福島 國権(こっけん)純米酒
一合 700円
福島の中でも極寒の山間、会津田島の酒。
冬場は発酵が進まないほどの寒さのためにゆっくり丁寧に醸される。
スマートでソフトな旨味があり、飲み飽きせず杯を重ねられる。

2004年5月

テーマ「同じお酒を《新酒生タイプ》と《熟成タイプ》で飲み比べ」
今回は越後が誇る名杜氏「郷良夫」により、同じ造りから生まれたお酒の《新酒生タイプ》と《熟成タイプ》の2種ご用意しました。
それぞれに特徴がありますので、ご自身の体調と相談しながら選ばれるのも、お酒を楽しむ方法のひとつとなります。
1. 新潟 地黄坊樽次(じおうぼうたるつぐ)吟醸《新酒生タイプ》
一合 840円
香りがまだ若々しくさわやか。青リンゴのような若い香りが心地よい。
香味に新酒らしいインパクトがありますので、少しの量でしっかりと満足したい時などに向いています。
2. 新潟 地黄坊樽次(じおうぼうたるつぐ)吟醸《熟成タイプ》
一合 840円
嫌味にならない程の心地よい果実香があり、米の甘さとを感じた後口はスッキリ。
熟成酒らしい落ち着きがありますので、ゆっくり飲み続けたい時などに向いています。

2004年6月

テーマ「きれいな純米、宮城県のお酒」
今月は宮城県のお酒の紹介です。宮城県では、県外の酒に対抗するため全県を挙げて品質重視の酒造りに取り組んでおり、現在では、純米酒の製造割合が25%以上と、日本一の割合を誇るほどです。ササニシキはじめ米作が盛んな土地柄からでしょう。一般的に辛口が多く、飲み口が繊細なものが多いのが酒質の特徴。
今回はその宮城県の中でもメキメキと実力を上げている2蔵の紹介です。
1. 宮城 乾坤一(けんこんいち)純米吟醸 原酒 蔵の華
一合 900円
柴田郡村田町。(有)大沼酒造店。
宮城県で開発した酒造好適米「蔵の華」を使用。派手さはなくても、実直でしみじみとした清々しい米の旨みが楽しめます。
2. 宮城 墨廼江(すみのえ)純米吟醸 八反錦
一合 900円
石巻市千石町。墨廼江酒造(株)。
全体的にきれいな印象の中にも、フワリと豊かなやさしい甘みを感じる辛口酒です。

2004年7月

テーマ「最高級酒米の産地、兵庫県のお酒」
今月は皆様ご存知の「灘」を有する兵庫県のお酒の紹介です。
「灘」は江戸時代から銘醸地として名を馳せましたが、その理由がいくつか考えられます。

1、腐造の少ない酒造りに最適した水質の「宮水」が発見された。
2、酒造好適米の産地に近い。現在でも最高値の「山田錦」は兵庫県産。
3、巨大な港町があり、大量の酒を船で江戸に運ぶことが出来た。「下り酒」。

などです。
現在「灘」=「大手メーカー」となってしまっていますが、とても小さくても品質を最優先に手造りを続ける蔵の酒をご案内します。
1. 兵庫 奥播磨 純米吟醸 夏の芳醇超辛 生 940円
宍粟郡安富町。下村酒造場。
年間500石(1.8L換算5万本)の極小の蔵。米のうまみをしっかり残しながら、夏向きで爽快感のある超辛口。
夏だけお楽しみ頂けます。
2. 兵庫 龍力(たつりき)純米吟醸 山田錦 940円
姫路市網干区。(株)本田商店。
最高級酒米「山田錦」生産地のお膝元の蔵として、良質米を確保することと、米の旨みある酒造りをすることにプライドを持つ。
芳醇な米の旨味が楽しめます。

2004年8月

テーマ「酒米の違いによる、味わいの違い」
昨年の冷夏による不作とはうって変わり、今年の夏はとても天候が良く米の生育には申し分がありません。今から収穫がとても楽しみです。
今月は日本酒の原料のスタート地点である「酒米」にこだわる「菊姫」の紹介です。
蔵のほとんどの商品に最高級の酒米「山田錦」を使用している贅沢な酒造りに徹している日本でも稀な蔵です。
先人の知恵「山廃酒母」を使った純米酒。
濃醇で凝縮された旨み、酸の効いた呑みごたえのある「男酒」。
これが「菊姫」の特徴です。
「山田錦」と「五百万石」。 人気酒米2種の味わいの違いをお楽しみ下さい。
1. 石川 菊姫 山廃純米 山田錦(平成12年度産) 940円
山田錦の特性は味のバランスが幅広く、吟醸酒などレベルの高い酒に用いるのが一般的です。
また長期熟成にむいているのも特徴の一つとなっています。
2. 石川 菊姫 山廃純米 五百万石(平成12年度産) 940円
五百万石は山田錦に比べて、味わいはサッパリとしており、苦味や渋味などの要素を含んだ軽快さが特徴です。

2004年9月

テーマ「ひやおろし(秋あがり)」
昨年と打って変わり、真夏日が続きとても暑かった今年の夏。
暦の上では秋となり、旨味ある秋の味覚が徐々に収穫され、日本酒もひと夏越えて熟成が進み、角が取れ旨みが増してきます。
日本酒本来の米の旨味を味わえるのは、しっかり熟成を経た「ひやおろし」の酒から。
是非お楽しみ下さい。
1. 福島 国権(こっけん)吟醸 ひやおろし
一合 940円
ひと夏越えて、口当たりのやわらかさが出てきたことにより、すっと滑らかに酒が舌を転がります。
華やかな香りも心地よく楽しめます。
2. 石川 夢醸(むじょう) 純米吟醸 ひやおろし
一合 990円
酸味が効いていて、旨みがちょうどほど良い出来です。
「食」を引き立てる米の旨みが、派手さもなく、控えめでもなく存在しており、食中酒として充分に楽しめます。

2004年10月

テーマ「ひやおろし(秋あがり)」
春先に造られたフレッシュなお酒は、約半年を経て味わいは角が取れ、まろやかになり、日本酒本来の旨味ある酒になります。
「ひやおろし」です。昨夏の冷夏により、酒米の収穫にはどの蔵も苦労をしましたが、その中でもしっかり行き届いた造りをし,うまくこの秋を迎えた蔵のお酒をご案内致します。
酒にしっかり落ち着いた旨みがあり、秋の味覚とともにお楽しみ頂けます。
1. 山形 麓井(ふもとい)輝ら星の如く 生もと吟醸原酒 ひやおろし
一合 940円
原酒らしからぬ舌触りの滑らかさは、丸みの出た「ひやおろし」ならでは。
上品な香りと「生もと造り」の巾のある味わいの調和が魅力。
2. 長野 明鏡止水 特選吟醸 ひやおろし
一合 940円
50%精白の山田錦を用い、鑑評会に出品するときのような小さな仕込で醸された、上質な「大吟醸」ともいえる贅沢な造りをしています。
上品な香りと奥深い旨みをお楽しみ頂けます。

2004年11月

テーマ「満を持して秋の酒」
「山田錦」と「雄町」。
酒米の二大人気銘柄はこの2種であるといっても過言ではありません。
米の味わいを存分に発揮できる秋まで熟成させて、満を持して発売されたお酒を紹介します。
1. 山形 くどき上手 純米大吟醸 雄町44 990円
毎年の秋の人気酒。現存する酒造好適米(酒造りに適するお米)およそ50種の内、30種ほどにこの「雄町」の血が受け継がれています。
この「雄町」を44%まで磨き上げ、持ち味であるふくよかな旨さと、蔵の個性である品の良い香りとが調和の取れた出来になっています。
2. 山形 出羽桜 吟醸 桜花 山田錦 940円
吟醸ブームの頃の旗振り役となった名作「吟醸 桜花」に、昨年より酒米の王者「山田錦」を使ったタイプが仲間入り。昨年と同様、秋まで熟成させ香味を整わせています。
欠点をなくしたきれいな香味は、出羽桜ならでは。

2004年12月

テーマ「できたての新酒」
今年は全国的な猛暑・好天に恵まれ豊作が見込まれていましたが、秋に入っての度重なる台風の上陸、長雨により、平年よりもやや不作となりました。「新米」が精米を終えて蔵入りし、これより酒蔵では本格的な酒造りの季節を迎え、しぼりたての新酒が蔵出しされます。
新酒ならではの香りと味わいをお楽しみ下さい。
1. 新潟 想天坊(そうてんぼう)純米 にごり 生原酒
一合 840円
しぼりたて純米酒の爽快な香りと、醪の爽やかな甘みが印象的です。
10月末の新潟中越地震により、長岡市よりわずか東の三島郡に所在する同蔵も、製造蔵の壁が崩落するなど被害に遭いました。まだ完全な復旧を果していない中、酒造りを続けています。
2. 東京 澤乃井 本醸造 しぼりたて 新酒 生
一合 730円
沸々と華やかに香り立つフレッシュな「新米」新酒。
東京・奥多摩の恵まれた自然環境のもとでの酒造りと、都心より約60kmというアクセスの良さとを生かし、熱心に蔵見学もおこなっています。
ご予約・お問い合わせ
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