おすすめの地酒

                         
2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

2005年1月

テーマ「鶴」と「亀」のお酒でおめでたく
1月の厳冬期、お酒の造り手にとっては、しぼりたての発売や大吟醸の仕込みが行われるなど、正月も関係なく、特にとても忙しい月になりますが、飲み手は1月を楽しく迎えたいものです。
少しめでたく「鶴」「亀」が銘柄に入っているお酒を選びました。
1. 新潟 〆張鶴(しめはりつる)吟撰 吟醸
一合 990円
ご存知、新潟屈指の人気蔵です。昨年、新潟県は水害・中越地震と災い多い年でしたが、良質な酒造りは変わりなく続けられています。
飲み口はさらりとしていますが、ほんのりメロンのような香気、コクもしっかり。
2. 静岡 初亀 本醸造 荒走り 生原酒
一合 730円
30年前より全国でもいち早く大吟醸酒市販を手がけた伝統ある蔵。
ほんのり澱が絡み、ジューシーな果実感・凝縮感を喉ごしよく楽しめます。この蔵の生酒が飲めるのはこの時期だけ特別です。

2005年2月

テーマ「元気です、新潟の酒蔵」
七月の集中豪雨による水害、十月の中越地震による震災と、昨年は新潟県にとっては苦難の一年でした。およそ百ある蔵元のうち、地震で二十五蔵が一時業務を停止しました。新聞紙上でもご存知の通り、中でも大きな被害を被ったのは、今回紹介する二つの蔵です。今では両蔵とも他の蔵同様、例年通りの酒造りを行っており、今まで通りにの「ウマイ酒」を醸しています。是非ご賞味下さい。
1. 新潟 清泉 純米吟醸 しぼりたて 生酒
一合 940円
新潟県三島郡和島村。
7月の水害により、約百七十年前の創業時に建てた貯蔵用の酒蔵が倒壊し、一時出荷不能となり、さらには中越地震時にも被害を受けました。
その後は完全に復旧を果たし、これは今年のまず初めのお酒です。
2. 新潟 久保田 千寿 特別本醸造
一合 730円
新潟県三島郡越路町。
震災時の被害の状況は、テレビや新聞紙面で全国に伝えられました。約八千本の製品と約八万本の空き瓶が破損。付近ではライフラインも長く復旧できず、約1ヶ月間製品の供給が停まりましたが、今では震災前と変わらない酒造りが行われています。

2005年3月

テーマ「人気【くどき上手】の大吟醸を楽しむ」
年々人気が増す「くどき上手」。
惜しげもなく贅沢に酒米を磨いた純米大吟醸が、お手軽の価格で楽しめることもその理由のひとつ。
今の時期に楽しめるタイプ2種が蔵出しされています。
1. 山形 くどき上手 純米大吟醸 出羽33 890円
山形県産米「出羽燦々(でわさんさん)」を使用。
酒米名の「さんさん」の韻にちなみ、33%精米、3月発売、全国33の酒販店のみでの発売。
きれいな香り・味わいとともにそんな遊び心もお楽しみ下さい。
2. 山形 くどき上手 <亀仙人> 純米大吟醸 亀の尾 990円
昨年まで使用していた日本海に程近い羽州・秋田産米「亀の尾」が、台風・塩害の影響を受け収穫があまりよくなかったため、今年は太平洋側宮城県石巻の「亀の尾」で醸しています。
さわやかで清涼感ある若い果実味と、上品な甘さ、きれいな酸味がよく調和されています。

2005年4月

テーマ「【桜】の名がつくお酒を楽しむ」
桜の花見。
もともと花見とは花を見るためのものではなく、神様への感謝や、収穫を奉納するための儀式だったと云われています。桜の花が咲く時期により、稲を植える時期を知り、その桜の花の散り具合を見てその年の米の出来具合を占っていました。神様が宿る木「桜」(さ座、さ=神)。
お蕎麦と「桜」とお酒、テーブルの上での小さな花見をお楽しみ下さい。
1. 山形 出羽桜 吟醸 桜花
一合 840円
日本を代表する吟醸蔵。吟醸ブームを起こした、その時の旗振り役となった名作「吟醸 桜花」です。「これぞ」という吟醸香をお楽しみ下さい。
2. 栃木 四季桜 特別純米 はなのえん
一合 840円
関東の酒蔵でも、全国に名を馳せる数少ない蔵の一つ。しっかり1本芯の通った酸味・甘味・後口の辛味。

2005年5月

テーマ「蒼空(そうくう)を楽しむ」
只今、酒業界に最も話題を提供している「蒼空」のご案内です。
実父急逝後、一度は廃業した酒造りを7年の歳月を経て2003年に復活しました。当時の造り最大規模から30分の1に縮小し、跡取りがひとりで全てをこなす、日本で最も小さな蔵に生まれ変わりました。
「蒼空」の由来は、青空のように爽やかでホッとするような酒にしたいとの思いから。

5月の青空を思いながらお楽しみ下さい。
1. 京都 蒼空 純米 生酒 2004年度仕込み1号
一合 890円
今年度の新酒第1号。京都・伏見の酒らしくやわらかく米の風味を感じつつ、さわやかでフレッシュな面も。吟醸の香りも程よく楽しめる。
2. 京都 蒼空 純米吟醸 2003年度仕込み5号
一合 1,200円
やわらかな米の旨味が舌を包み、やさしい米の風味が余韻として残り心地よい。

2005年6月

テーマ「田植えの季節」
日本酒醸造に適したお米を「酒造好適米」と呼びます。中でも「山田錦」は酒米の王者として最高値を常に維持する人気銘柄で、全国生産量では「五百万石」に次ぐ2位。
「五百万石」は早稲(わせ)種で4〜5月には田植えが完全に終了しますが、王者「山田錦」は晩生(おくて)種で6月初旬〜中旬に田植えをします。
今月は「田」の名が入るお酒2種のご案内。田植え風景を思い浮かべながらお楽しみ下さい。
1. 神奈川 田ゆう(でんゆう) 純米 無濾過 840円
神奈川県川崎市の小さな田んぼで、市民のイベント参加もあり栽培した「山田錦」を使用。汗と涙が詰まったお酒です。
さわやかな青い香りと、ほんのり米の甘味・後口はシッカリ辛口です。
2. 佐賀 七田(しちだ) 純米吟醸 無濾過 940円
「天山」の名で知られる蔵の首都圏限定販売のお酒。
「七田」は蔵元の実名字です。佐賀県酒らしいほのかな甘さを、首都圏向けにシッカリ酸味と調和させ、切れ味を生んでいます。

2005年7月

テーマ「夏向きの爽やかなお酒」
ワイン・焼酎・ビール・・・いろいろなあるお酒の中でも、特に多くのアミノ酸(=旨味成分)を含む日本酒。
この旨さがあるからこそ「日本酒」なのですが、夏の暑い時期にも、この旨さを爽やかに感じさせるため、各蔵工夫して夏向けのお酒を提案しております。

「糖分などのエキス分の少ない酒=辛口のお酒」
「アルコール度数が低く軽やかなお酒」
「酸度を適度に持ちシャッキリ引き締まったお酒」

などなど、今月は夏向けの商品をご紹介します。
1. 兵庫 奥播磨 純米吟醸 夏の芳醇超辛 生
一合 890円
年間500石(1.8L換算5万本)の極小の蔵。
酒度+13と超辛口ですが、ただ単に辛口だけではなく、味わい・米の旨味も充分、 キレ味抜群のお酒です。夏だけお楽しみ頂けます。
2. 新潟 清泉 亀の王 純米吟醸 生貯蔵
一合 840円
漫画・ドラマ「夏子の酒」のモデルとなり注目を浴びた蔵。
アルコール度数が14度台と若干低め。そのわりに酸度がシッカリあり、 軽やかで上品ながら、爽やかな酸味が口の中を引き締めます。

2005年8月

テーマ「日本酒は栄養成分豊富」
健康志向が強まる中、最近話題のアミノ酸。あらゆる酒類の中で、最も多くのアミノ酸を含むのは日本酒です。今月は体調を整える働きをするビタミン類や必須アミノ酸類、ブドウ糖類、生きた酵母も多く含む「にごり酒」。そして、アルコール度数が低く手軽に楽しめる本格的な「純米酒」のご案内です。
この夏、日本酒を飲んでさらにパワーアップを図って下さい。
1. 新潟 越乃景虎 にごり酒 生原酒
一合 780円
べたべたした甘さを抑えた、辛口タイプの喉越しの良いにごり酒です。
江戸時代、甘酒は夏の季語でした。甘酒、にごり酒に共通する酒粕の中には、栄養補給源がたっぷり。
2. 山形 雅山流(がざんりゅう) 純米
一合 780円
今年の新商品。風味良く、味わいもしっかりした純米酒を手軽にと、アルコール度数が1度低い14度台(ワインとほぼ同じ)のお酒。雑味がなく、スムーズな飲み口が特徴。

2005年9月

テーマ「ひやおろし(秋あがり)」
焼酎のブームもあり、夏は焼酎、秋からは日本酒とお酒の飲み方のバリエーションが増えて来ました。
冬に造られたお酒は春から貯蔵され、夏を越え、貯蔵温度と外気の温度が等しくなった秋頃に「冷や」のまま樽に「おろされ」ました。酒通はその酒を「ひやおろし」と呼んで待ち焦がれたといいます。
日本酒もひと夏越えて熟成が進み、角が取れ旨みが増してきます。日本酒本来の米の旨味を味わえるのは、しっかり熟成を経た秋の酒「ひやおろし」から。
1. 長野 明鏡止水 特撰吟醸 ひやおろし
一合 840円
最高級「山田錦」米を贅沢に大吟醸タイプに仕込みました。
華やかな香りは、夏を越えて上品さが加わり、奥深い味わいとマッチします。
2. 山形 麓井(ふもとい) 輝ら星の如く 生もと吟醸 ひやおろし
一合 890円
春先の硬さがとれ、ストレートに旨みが楽しめます。
旨味の乗った秋の味覚も、このお酒のボディ感が相性よくしっかり受け止めます。

2005年10月

テーマ「ひやおろし(秋あがり)」
今月は先月に続き、秋の酒「ひやおろし」です。
昨冬に造られたお酒は春から貯蔵され、夏によい熟成を経て、充分に旨味が増した秋に「ひやおろし」として楽しまれます。
12月初旬の「しぼりたて」出荷を待ちながら、この時期ならではの旨味がしっかり増した日本酒の醍醐味をお楽しみ下さい。
旨味のベースとなる酒米は「山田錦」「雄町」と酒米の両横綱です。
1. 宮城 日高見 純米 山田錦 ひやおろし
一合 840円
東北の酒造りを継承した雑味なくキレイな味わいに、山田錦が持つ味わいのふくらみが加味。
キレイでいてふくよかな純米。
2. 山形 くどき上手 純米大吟醸 雄町44%
一合 990円
吟醸酒の醍醐味であるフルーティな香りを出すための酒造り。
まろやかで、香りのボリュームに負けない豊かな味わい。

2005年11月

テーマ「本来のひやおろし」
昨冬に造られたお酒は春から貯蔵され、夏によい熟成を経て、充分に旨味が増した「秋」に「ひやおろし」として楽しまれます。
実は、本来「ひやおろし」の出荷は「蔵内の室温と外気の気温が同じ」になる頃、とあり、気温が20度を下回り始める今の時期でした。
現代では貯蔵管理技術も上がり、残暑・初秋の時季にも「ひやおろし」の味わいを楽しめますが、今感じる気温から蔵内の室温を肌で想像し、お酒をお楽しみ下さい。
1. 福井 白岳仙 吟醸 ひやおろし
一合 730円
若干30歳の蔵元兼杜氏ながら志し高く、しっかり丸みを帯びた状態で“ひやおろし”を出荷してきました。
ほのかな吟醸香とともにお楽しみ頂けます。
2. 福岡 美田 山廃純米 ひやおろし
一合 840円
全国でも有数の日本酒生産量を誇る福岡県。
「山廃仕込」という伝統的手法によりお米のパワーを充分に引き出しています。
味にボリュームがあり、しっかりした熟成によりそのボリュームをまとめています。

2005年12月

テーマ「しぼりたて 新酒」
全国各地で過酷な酒造りが始まり、「しぼりたて 新酒」入荷してまいりました。
秋に収穫されたお米がようやくお酒に。
一昨年は記録的な冷夏、昨年は秋の収穫時期に続々上陸した台風のため、2年続けて酒造りには苦労をするお米となりました。
今年は田植え時期に寒さはあったものの、夏の間は例年以上の暑さ。
蔵元曰く、「悪い酒が出来ても、米のせいには出来ないな」お米の出来通りのすばらしいお酒が出来上がっています。
1. 岩手 南部美人 本醸造 生原酒 しぼりたて
一合 730円
リンゴのような清々しい香りが含むと麹ばなと混じるのか、ふくよかな香りに変わる。
新酒の味の足りなさを感じさせないふくよかなお酒です。
2. 群馬 尾瀬の雪どけ 純米吟醸 しぼりたて
一合 840円
お酒の雑味につながるお米の原料処理(米洗いなど)を徹底し、キレイな味わいを実現。
今年より杜氏が34歳の若手社員に継承された。名刺代わりの新酒です。
ご予約・お問い合わせ
麻布本店
TEL 03-3403-3401
FAX 03-3403-5480
住所 東京都港区元麻布
3-11-4
営業時間 11:30〜20:30
定休日 毎週水曜日
立川店
TEL 042-540-8273
FAX 042-540-8275
住所 東京都立川市曙町
2-5-1
伊勢丹立川店8F
レストラン街
営業時間 11:00〜22:00