おすすめの地酒

2009年1月

年始には新潟の「鶴」と静岡の「亀」で
 「鶴」「亀」とめでたい銘柄名のおいしいお酒で、気分も晴れやかによき新年をお迎え下さい。
新潟の「鶴」、厳寒な日本海を思わせるようなキリッとしたお酒。
静岡の「亀」、静岡の温暖な気候を思わせるような口当たり優しい旨酒。
どちらも伝統と実績のある実力蔵の自信作です。
1. 新新潟 〆張鶴 純米吟醸 一合 840円
 純米酒のしみじみとした穀物の味わい、吟醸酒の心地よい果実の香り。
相反するような特徴を見事にバランスよく融合させ、後口もキリッと締まる酒。
2. 静岡 初亀 荒ばしり 生 一合 740円
 しぼりたて出来たての新酒の、さらに酒がほとばしり始めた部分、「荒ばしり」のみを集めた初々しいお酒。
 今年は米の収穫もよく、味わいにしっかり芯が通っています。

2009年2月

テーマ「魚沼の酒、長岡の酒」
 好調なスタートを切ったNHK大河ドラマ「天地人」。
それぞれ「義」を貫き、また主従を超えた絆で結ばれた主人公・直江兼続とその主君上杉景勝が描かれています。
ドラマではそんな彼らが共に学び育った地「南魚沼」の風景がたくさん出て参ります。
生涯「義」に生きた直江兼続の青少年期に思いを馳せながらこの地で育まれた美酒をお楽しみ下さい。
1. 新潟 天地人 純米吟醸 一合840円
 南魚沼・高千代酒造当主が、この地での物語に惚れ込み、ラベルも「天地人」の原作者火坂雅志氏に揮毫いただいたという美酒。ふっくら膨らむ豊かな香りと、巻機山伏流水の清々しさを感じさせる優しい後口が特徴です。
2. 新潟 越乃景虎 名水仕込 特別純米 一合790円
 直江兼続が義を持って主従を結んだ上杉景勝は、越後の虎と呼ばれた上杉謙信の養子。
上杉謙信は幼年「景虎」と名乗り、長岡栃尾で過ごしました。その名を冠したこのお酒は、栃尾の銘水「杜々の森湧水」を使った、スーと引き込まれるようなすっきりとした味わいです。

2009年3月

テーマ 「梅の酒、桜の酒」
 二月より咲き始めた梅もそろそろ見頃を終え、次は桜・・
桜の開花予測は気象庁と民間のウェザーニューズが行っています。ウェザーニューズは世界最大の民間気象情報会社で、全国一万人以上の「桜モニター」のつぼみ報告と、気象状況をもとに予測を行なっています。
それによれば「東京都心は昨年より早く三月二十日頃」とのこと。
桜の開花を心待ちにしながら、梅・桜それぞれのお酒をお楽しみ下さい。
1. 新潟 越乃寒梅 別撰
 特別本醸造  一合790円
 ほのかに梅のような香りを携えた、落ち着いた辛口酒。
品がよく、心地良い酸味があり、味の凝縮感と切れの良さが身上。
2. 栃木 四季桜 特別純米
 はなのえん 一合 790円
 濃醇さと軽快さ、相反するような味わいがしっかりまとまる。
香りが程よく華やかで、味と香りを共に楽しめる美酒。

2009年4月

テーマ「山葵の産地、静岡と長野の酒」
 四月、収穫の旬の時期を迎える「山葵」。
静岡県、長野県、そして鳥取県で全国出荷量の75%以上を占めています。
約四百年前、徳川家康は将軍職を子の秀忠に譲って駿府に隠居城を構えました。
その際、山一面に自生していた山葵を食し絶賛したとのこと。また山葵の葉が徳川家家紋の「葵」に通じることから幕府の庇護を受けることなり、その栽培技術が他地区に広げられることはありませんでした。静岡で山葵栽培が盛んな理由の一つでもあります。
1. 静岡 白隠正宗 純米 誉富士 一合 740円
 静岡県で開発した「誉富士」という酒米を静岡酵母で醸した純静岡酒。爽やかな香りの中に、ゆったり旨さのある純米酒。
2. 長野 明鏡止水 純米吟醸 一合 790円
 長野県産米「美山錦」を使用。明鏡止水の酒名のごとく、澄み切って淀みない流れの中に、ほのかにフルーティな香りと艶のある味わいをなめらかに感じる。

2009年5月

テーマ「初夏の青い空を楽しむ酒」
 初夏、梅雨を迎えるまでの爽やかな青空がとても気持ちのよい季節です。
酒蔵に出稼ぎに来る蔵人も、夏の間は農家がほとんど。冬季の酒造りを終え故郷に戻り、 この5月は田植えに励む時期でもあります。
青い空を謳った銘柄、爽やかなタイプの酒をお楽しみ下さい。
1. 神奈川 天青(てんせい) 純米吟醸  一合840円
 湘南・茅ヶ崎の酒造りで近年メキメキと頭角を現わしています。
周の皇帝が理想の青磁の色を「雨過天青」と表現しましたが、その言葉通り突き抜けるような涼やかな酒を目指したとのことです。
2. 京都 蒼空(そうくう) 純米 美山錦 無濾過生 一合840円
 7年前に酒造りを再開した際に銘柄名も一新し名付けたのが「蒼空」。
蒼空を見上げた時のホッとする気持ち、そんな味わいの酒を目指したいとの思いが込められています。さわやかの中に、京都らしい柔らかな口当たりを楽しめる酒です。

2009年6月

テーマ「辛口あれこれ」
 雨を間近に控え、空気も湿りがちな六月、辛口のお酒でスカッと気持ち良くなってはいかがでしょうか。
お酒を“辛い”と感じさせる要素はたくさんあります。エキス分、香り、酸味、アルコール度数、また加熱処理の有無、熟成年数などなど、多くの要素が重なり、様々な“辛味”をつくっているのです。つまり辛口酒といっても、一言では表わしつくせません。
ともに“辛い”という感覚を謳った二つのお酒、それぞれが違う味わいの酒ですので、 辛口のあれこれをお楽しみ下さい。
1. 群馬 龍神 芳醇辛口
一合 840円
 川お米の味わいが生き、ほどよい旨味を感じます。
穏やかな香り、キュッと引き締まるキレ味が全体を辛口にまとめています。
2. 長野 夜明け前 大辛口
一合 840円
 なんと、アルコール度数21%。
とはいえ、ほのかに甘い果実様の香りと、瑞々しくまろやかな口当たりから、やさしい印象も受ける、すっきりとした辛口酒です。

2009年7月

テーマ「夏の旨酒 〜酒米王者 山田錦〜」
 「夏に日本酒はちょっと」暑い時期は敬遠されがちな日本酒ですが、造りの工夫を凝らし、爽やかに楽しめる夏のお酒が各地の蔵本から出荷されています。
酒米の選択もそうした工夫の一つです。昭和11年に兵庫県で生まれた“山田錦”は70年余りたった今でも、作付面積日本一を誇る“酒米王者”として君臨し続けている酒米です。この長きにわたり造り手、飲み手を魅了し続ける酒米“山田錦”を使い、爽やかさに加え、絶妙なバランス感ある味わいがプラスされた“夏の旨酒”をお楽しみ下さい。
1. 静岡 開運 涼々 純米 一合 840円
 静岡開発酵母を使用した、爽やかなマスカット様の香りがとても爽やか。ほのかな酸味が全体をまとめ、シャキッと引き締まります。
2. 佐賀 七田 夏純 特別純米 一合 840円
 アルコール度数14〜15度で、スルッとした飲み口で涼しさを感じます。あとから軽やかな旨味がじわっと広がり、お食事を引き立てます。

2009年8月

テーマ「夏の旨酒 〜関東のお酒〜」
 一昔前までは“地酒”と言うと、新潟や東北の寒い地方を思い浮かべる方が多かったこととと思います。
それは、「おいしいお米が出来る」といったイメージがあるからでしょう。しかし今では、私たちの住む関東にも、酒米づくりから丁寧に取り組んだ素晴らしいお酒がたくさんあります。
今月は身近な関東のお酒をお試し下さい。
1. 群馬 尾瀬の雪どけ 純米吟醸 夏呑みきり 一合 840円
 つつじの名所・館林の夏のお酒。芳醇旨口ながら軽快でスッキリとした飲み口に仕上げてあり、ぐびぐびと盃が進む。
2. 神奈川 いづみ橋 夏ヤゴ 無濾過生原酒 一合 840円
 神奈川県の中央に位置する海老名市の夏のお酒。夏場は社長自ら米作りに励む。その海老名市で栽培した酒米・山田錦を使用した豪快なキレ味のある辛口酒。

2009年9月

テーマ「土佐の酒」
 土佐の人と言えば、“お酒好き”で知られます。さかのぼれば、幕末の藩主・山内容堂は“愛酒家”として有名で、また、坂本竜馬をはじめとする幕末の志士達も、その“飲みっぷり”が伝えられており、土佐では淡麗辛口の地酒を豪快に飲み干すのが伝統として、現代の人へも受け継がれてきています。 残暑にぴったり、淡麗辛口。とは言っても、酒屋万流、それぞれの個性あふれる土佐の酒をぜひ味わってみて下さい。
1. 高知 酔鯨 純米吟醸 吟麗 一合 840円
 自らを「鯨海酔候(げいかいすいこう)」と称した土佐藩主・山内容堂に因んで「酔鯨」と命名。
ふっくらとした豊かな味わいがありながらも、キリッと引き締まる後味はさすが。
2. 高知 土佐しらぎく 特吟 吟醸 一合 840円
若き37歳杜氏が、土佐酒らしさの中にも、より自然に体にすっとなじむような味わいを心がけて造る。
爽やかな香り、おだやかな旨味・酸味、上品なキレ味がたまりません。

2009年10月

テーマ「ひやおろし」
 10月は酒米の収穫時期であると共に、昨年収穫した米から造ったお酒で、ひと夏熟成して出荷される秋の“ひやおろし”のシーズンでもあります。
今年の酒米は冷夏の影響が心配されましたが、収穫量は少ないけれど粒揃いの良いものが期待できるとの声も聞きます。来年の“ひやおろし”が楽しみです。
一方今年の“ひやおろし”は、昨年の米の出来が全国的に良好で、仕込みの際の米の溶けも良いことから、例年よりも味わい豊かなお酒になっているようです。
今年の芳醇な“ひやおろし”をお楽しみ下さい。
1. 山形 出羽桜 吟醸 山田錦 一合 840円
 吟醸酒造りのパイオニアが造る、華やかな香りを楽しめる吟醸酒。
芯にはピンッとした味わいが保たれ、さすがと思える香りと味のバランスです。
2. 静岡 初亀 本醸造原酒 秋上がり 一合 840円
 吟醸酒大国・静岡県の中でも、いち早く昭和40年代から吟醸酒造りに取り組み続けてきた「初亀」。
“ひやおろし”らしい円やかさをお楽しみ下さい。

2009年11月

テーマ「秋の酒、ひやおろし」
 朝晩の冷え込みを肌に感じ、紅葉のニュースを耳にすると秋の深まりを感じます。
“ひやおろし”も江戸時代から秋の訪れを知らせてくれるお酒として親しまれてきました。
春先にできたお酒は酒蔵のなかで約半年間貯蔵されて荒々しさがとれ、程よく旨味がのってくると、風味を生かすため加熱処理をせずに出荷されます。その味わいは日本酒本来のうまさが堪能できることから、昔から愛飲家が待ちわびたと言います。
秋の味覚“ひやおろし”をお楽しみ下さい。
1. 篠峯 秋晴 純米 山田錦 一合840円
 爽やかな香りがふんわりと広がり、なめらかな酸味が幅広い料理を受け止めます。
2. 想天坊 特別純米 ひやおろし 一合840円
 ぽってりとした旨味がありながら、切れ味良く、スイスイと飲み続けられます。

2009年12月

テーマ「出来たてのお酒、しぼりたて」
 いよいよ新酒「しぼりたて 生酒」の季節となりました。この時期、酒蔵の中では“ぽこっぽこっ”とお酒のできる音が聞こえてきます。アルコールと同時に造られる二酸化炭素が出てくる音です。 できたての新酒は、そのガスのぴちぴちと弾けるような感じとフレッシュな風味が楽しめます。今年1年を振り返りながら、できたての新酒をぜひお楽しみ下さい。
1. 静岡 開運(かいうん)しぼりたて 特別本醸造 生原酒 一合 840円
 静岡県掛川市。地元で「長命水」と呼ばれる柔らかな湧水で仕込みます。香りはやや華やかでインパクトがあり、味には力強さを感じますが嫌味がなく、後味スッキリ。ついつい盃が進んでしまいます。
2. 岩手 南部美人(なんぶびじん)吟醸 しぼりたて 生原酒 一合 840円
 岩手県二戸市。JALのファーストクラスで機内提供酒として採用されるなど、海外にも誇れる日本を代表する地酒です。
嫌味がなく、キレイでスルッとした印象。その味わいの中に複雑な旨味が溶け込んでおり、隠れたウマサを感じるお酒です。
ご予約・お問い合わせ
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