総本家 更科堀井

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トップメッセージ TOP MESSAGE

代表取締役 九代目 当主 堀井 良教

当たり前のことですが「更科堀井」は会社組織です。
組織にとって大切なことはそれが永続すること、そのためにはメンバーの一人一人がその力を最大限に発揮し、利益を継続的に生み出してゆくことが必要です。そのために「更科堀井」はどんな組織でありたいのか?

私は次の3つのことをスタッフの皆さんにお伝えしています。

1.良い「場」を作ろう

「場」とは人が集まるところに必ずできる雰囲気・ムードのようなものと考えてもらって良いと思います。良い場ができると、メンバー同士は安心し信頼し合って、個性に合わせてそれぞれの力を最大限に発揮することができます。そしてその力の相乗効果によって組織の生産能力は飛躍的に高まります。こういう組織は「フロー」に乗っていると言われ、仕事上の大きな成果を生み出すだけでなく、メンバーは仕事に楽しみややりがいを感じることができるようになります。
更科堀井では朝礼や研修会・勉強会だけではなく、日常業務の中でも「良い場」を作るためみんなで努力をしていきます。
「良い場」づくりとは互いを認め合い信頼しあうことから始まります。
「理解してから理解される」

2.チームで問題解決に当たろう

現代社会では人に弱音を吐かず、ものごとを自分の力で解決することが正しいことと思われています。責任をもって問題を解決するという意味ではそういう考えも良いのですが、実は人一人の力は限られたものだと言うことも同時に理解していただきたいのです。
仕事の場でも私生活の場でも、人は生きている限りいつでもいろいろな問題に直面します。問題に直面することが生きていることと言っても過言ではないと思います。みなさんの中には、悩み事を一人の力で解決しようとして自分に閉じこもり、八方ふさがりになってしまった体験のある人はいませんか?一人で考え込んでしまうと、別の角度から問題を見る視点を失ってしまい、一つの問題がまた別の新たな問題を生み出しというルーチンに陥ってしまいがちです。
昔から「三人よれば文殊の知恵」という言葉があります。文殊とは「知恵」を司る菩薩さまのことです。みんなで話し合うことで人間の能力を超えた解決策が生まれるという意味です。
仕事上でも、私生活でも問題を抱え行き詰まってしまったら、一人で悩まずに「弱音を吐いてしまいましょう」更科堀井の仲間はみな親身になってあなたの話を聴き、解決にむけて全力で取り組んでくれます。更科堀井はそういう会社になります。
「らぶ・LOVE・愛 ~愛を大切にする~ 」

3.お客様の心に感動を生もう

人は予想通りのことをやられても当たり前と思うだけです。期待以上のことをやってもらうと驚き喜びそして感動します。感動したお客様はファンになってこれからもずっとお店に来てくれるし、他のお客様も連れてきてくれます。何もしなければお客様は減ってゆくのが法則ですから、お店が繁盛し永続して行くことは、その店がどれだけ多くのファンを増やしていけるかにかかっている、といっても過言ではありません。
それではどうしたら期待を超えたサービス・商品を提供しお客様の感動を呼ぶことができるのか?一つの具体的な考え方として、今そこにいらっしゃるお客様が「友達」だったらとイメージしてみることが良いかもしれません。「友達だったらお蕎麦を食べやすいように2つに分けよう」「友達だったら寒い日はあったかいお茶をサービスしよう」など、いつもとはちょっと違うサービスができるのではないでしょうか。
感動とは派手な仕掛けから生まれるものではありません。「友達だったら」この簡単なキーワードをきっかけに、細かいところでよいので具体的に行動をするようにしてください。塵も積もれば山となるで、お客様の心に温かい感動を生むことになると思います。
「細部にまで魂をこめる」